【キャンプ当日が雨!】キャンセルした方がいい?「判断基準とは」

キャンプ

こんにちは、ぶちです。

悩む人
キャンプ当日が雨予報だけどキャンセルした方がいかな。
悩む人
できれば雨でもキャンプに行きたいけど、キャンセルの判断基準ってあるの?
悩む人
雨の中キャンプをして、楽しむ方法を知りたい。
悩む人
やっぱりキャンセルしようかな・・・
キャンセル不安だな。

こんな悩みを解決します。

 

キャンプは自然の中で過ごす遊びなので、日々天気との戦いになります。

数ヶ月前から予約していたのに、日にちが近づくと予報は雨。

そんなことはよくあります。

せっかく楽しみにしていたのに、キャンセルしたくないな・・・

と思いますよね。

 

でも安心してください。

この記事を読めば、キャンセルすべきかどうか、判断することができるようになります。

しかも判断基準もかんたんですよ!

それではいきましょう。

キャンプ歴4年の筆者
キャンプ用品に費やした金額は数十万円
雨の中キャンプを強行したこともあります。
その経験から解説します。

 

 

この記事を読むと分かること
  • 雨キャンプのキャンセル基準がわかる
  • 雨キャンプの楽しみ方がわかる
  • キャンセルするときの注意点がわかる

 



キャンプ当日が雨のときはキャンセルしたほうが良い?

キャンプ当日が雨の場合は、キャンセルするか迷います。

そこで、キャンセルしたほうが良い条件、しなくてもいい条件を解説します。

 

【キャンプ当日が雨】キャンセルした方がいい条件8個

まずはキャンセルを下法がいい条件を解説します。

条件は以下の8個です。

キャンセルした方がいい条件
  • 警報や注意報が出ている
  • タープ・2ルームテントを持っていない
  • 降水量が5mmを超えている
  • 風速が5mを超えている
  • キャンプ場の地面が砂
  • 撤収日に雨が振っている
  • 小さい子どもとキャンプをする
  • 新しいテントやタープを使う

基本的にどれか1つでも当てはまる場合は、キャンセルすることをおすすめします。

 

警報や注意報が出ている

これは説明不要かと思います。

警報や注意報が出ている中、外で遊ぶのはとても危険です。

山の中だと土砂崩れに巻き込まれたり、遭難する可能性もあります。
また、海の近くでは津波にのまれるリスクもありますね。

警報や注意報が出ている場合は、絶対にキャンプはキャンセルしましょう。

 

タープ・2ルームテントを持っていない

雨を防ぐために必ず必要です。

タープもしくは2ルームテントが無いと、雨に打たれながらキャンプをする羽目に。

持っている場合でも、少人数用の小さいタープではこころもと無いです。

筆者
サイズが大きいタープか2ルームテントが無い場合はキャンセルしましょう。

降水量5mmを超えている

降水量もかなり重要です。

降水量5mmは本格的に雨が降っている状態になります。

タープや2ルームテントがあったとしても、準備中に体がかなり濡れますよ。

準備中に雨で濡れると風邪を引く原因にもなります。

降水量が5mm以上の場合は迷わずキャンセルしましょう。

 

風速が5mを超えている

忘れがちなのが風速です。

雨が小降りでも、風が強かったら、屋根の横から雨が入り込んできます。

特に風速が5mを超える場合は、かなりの強風です。

九州電力によると、風速が5mを超えると「砂埃がたち、紙片が舞い上がる。小枝が動く。」とあります。

筆者
小枝が動くほどの風ですので、雨が横から入り込むし、割り箸や髪コップも飛んでいきます。

風速が5mを超える場合はキャンセルするのが無難です。

 

キャンプ場の地面が砂

キャンプ場の地面が砂の場合は、撤収時にかなりやっかいです。

なぜなら水たまりの上で、テントを畳まないといけないからです。

片付け時に泥がテントについて、かなり汚い状態で持って帰ることになります。

さらに、タープの下で過ごしていても、水たまりが大きくなり、内側に侵入してくる場合もあります。

キャンプ場の地面が砂の場合はキャンセルした方がいいでしょう。

 

撤収日に雨が降っている

キャンプ当日が雨でもタープの下で過ごせるかもしれません。

しかし、撤収日が雨ですと、片付けがかなり大変になります。

なぜなら、タープやテントを拭きながら片付けることができないからです。

筆者
また、他のキャンプ道具も濡れた状態で片付ける羽目になります。

濡れたキャンプ道具を車に積むのって、想像しただけで嫌な気持ちになりますよね(笑)

天気予報を確認して、撤収日が雨ならキャンセルしましょう。

 

小さい子どもとキャンプをする

子どもは雨なんか気にせずタープの外へ行こうとします。

雨に濡れて風邪を引いてしまうと大変です。

また、服が汚れても予備の服は何枚もありませんよね。

 

子どもの行動を気にしながら過ごすキャンプはかなり疲れますよ。

小さい子どもがいる場合、キャンセルすることをおすすめします。

 

新しいテントやタープでキャンプをする

新幕を使ってキャンプをするということは、とても楽しみにしていたことでしょう。

そんなお気に入りのテントがいきなり雨に濡れるのは嫌ですよね。

雨になれたテントをそのまま持って帰るとカビの原因にもなります。

新品のテントにいきなりカビを生やしたくないですよね。

筆者
新しいテントやタープを使うなら、キャンセルして晴れた日に再トライしましょう。

 

【キャンプ当日が雨】キャンセルしなくてもいい条件7個

続いては、雨が降っていてもキャンプができる条件を解説します。

全ての条件をクリアしている場合は、雨が降っていても快適にキャンプできますよ!

キャンセルしなくても良い条件
  • 降水量が1mm以下
  • 風速が1m以下
  • 撤収日の予報が晴れ
  • 雨具を用意できる
  • テントやタープを家で干せる
  • オートキャンプ場を利用する
  • キャンプ場の地面が砂利か芝生

 

降水量が1mm以下

雨が降っていても傘を差さずにに過ごせるのが、降水量1mm以下です。

街の中でも降水量1mmの時は傘を差している人と差さない人に分かれます。

パラパラと降っている程度なので、キャンプ場に着いた後も落ち着いてキャンプできます。

不安であれば、一度外に出てみて、雨のストレスを感じるか試してみましょう。

この雨の中でも作業できそうだ。と思えたら、キャンプに行けそうですよ。

 

風速が1m以下

風速1m以下は風をほとんど感じません。

煙が少しなびく程度で、肌では感じません。

そんなときは雨が少し降っていても、タープの下にいれば雨は当たりません。

筆者
横風によってタープ下が濡れる心配もありません。

さらに、箸や皿などのキャンプ用品も飛ばされないため、快適にキャンプができます。

 

撤収日の予報が晴れ

キャンプ初日が雨でも、翌日の撤収日が晴れていたらスムーズに片付けができます。

なぜなら、テントやタープを拭きながら片付けることができるからです。
さらに、他のキャンプ用品も濡れずに片付けることができます。

事前に次の日の天気も確認しましょう。

 

雨具を用意できる

雨が小降りでも、雨具は持っていきましょう。

できれば傘ではなくカッパをおすすめします。

筆者
傘は一時的に雨を除けれても、キャンプ道具の移動がしにくいからです。

100均にも売っているので、キャンプ場に着く前に購入しておきましょう。

 

テントやタープを家で干せる

雨で濡れたテントやタープをのまま保管すると、カビが発生します。
必ず家に帰ったらテントやタープは干しましょう。

干せない場合は家に帰って、乾いたタオルで拭き上げましょう。

カビが発生して黒いポツポツができると、かなり不格好になります・・・

 

オートキャンプ場を利用する

オートキャンプ場とは、キャンプエリアに車を横付けできるキャンプ場のことです。

雨が降っている場合は車が近くにあると安心です。

  • 準備や片付けが最短でできる
  • 突然の豪雨の避難所になる

雨の中準備するので、できるだけ早くタープを立てたいですよね。

筆者
さらに、山の天気は変わりやすいため、急に雨が強くなるかもしれません。

そんな時に雨やどりができる車が近くにあると安心です。

 

キャンプ場の地面が砂利か芝生

砂利か芝生だと何がいいかというと、

メリット
  • テントを片付ける時に泥が付きにくい
  • 水たまりができにくいため動きやすい
  • 砂埃がたたない

撤収においても、キャンプ中においても、砂利か芝生が快適ですよ。

 



【キャンプ当日が雨】キャンセルしなくても楽しむ方法とは?

ここからは雨が降っていてもキャンプに行きたい方向けです。

どうすれば雨の中でも楽しめるのか、筆者の経験をもとに解説します。

雨キャンプを楽しむ方法7選

 

雨キャンプを楽しむ方法を7つにまとめました。

雨でもキャンプに行きたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

室内で遊べる道具を揃えよう

基本的にキャンプ場を散策できなくなります。

また、野球やサッカーなどスポーツ系の遊びもできません。

そのため、タープやテントの中で遊ぶ必要があります。

  • トランプ
  • UNO
  • 携帯ゲーム
  • ボードゲーム
  • プロジェクター

 

筆者
筆者の特におすすめするのは「プロジェクター」です。

雨が降っていると周りにキャンパーも少ないため、音を出して楽しめます。

テント内の壁に当てることで、いつもと違った雰囲気を楽しめます。

外で映画を見るのってワクワクするんですよね!

ぜひ試してみてください。

 

防寒対策をしっかりしよう

雨が降っていると周りの気温がぐっと下がります。

さらに標高の高い山の中だと、かなり冷え込みますよ。

夏場でも上から羽織れるものを1枚は持っていきましょう。

凍えながらのキャンプは楽しくないですからね。

 

着替えをいつもより多めに持っていく

雨が降っているため、服が汚れやすくなります。

まず準備の時に服が濡れるため、準備が終わってから着替えたくなります。
さらに、撤収のときも、片付け終わったら着替えたくなります。

いつもより2~3着多めに持って行くと安心です。

 

雨の音を聞きながら自然を眺めよう

雨の音には癒やしの効果があると言われています。

それは雨の音は「1/fのゆらぎ」というリズム音(ノイズ)になっているためです。

詳しくはこちらの記事で解説されていますが、有名な歌手でもこのリズム帯をもった人もいます。

筆者
美空ひばりや宇多田ヒカル、徳永英明が有名ですね。

その癒やし効果のある音に耳を澄ませば、癒やしのキャンプになることでしょう。

 

美味しいご飯をたくさん用意しよう

雨が降っていると移動できなくなるため、美味しいご飯を楽しむチャンスです。

いつもは作らないキャンプ飯に挑戦するのもいいでしょう。

手軽な料理を複数作っても楽しいですね。

いろいろな料理を楽しめるのも雨キャンプの魅力です。

 

音楽を聞きながらゆっくり過ごそう

自然の音を楽しむのもいいですが、音楽を聞きながらリラックスするのもいいですよ。

筆者
カントリーミュージックや、落ち着いたHIP-HOPを聞いてもいいですね。

何もしない贅沢。音楽を聞きながらボーッとするとストレス発散になります。

 

友人や家族、恋人といつもはできない会話をしよう

自然の中だと気持ちが開放的になります。

さらに雨の中なので、なぜかしんみりした空気に。

そんなときは、いつもはできない会話が自然とできます。

悩みや相談、将来のことなど、気持ちを通わせるチャンスです。

ぐっと距離が縮まりますよ。

 



【キャンプ当日が雨】キャンセル時の注意点

ここからは、キャンセルする場合に気をつけてほしいことを解説します。

【キャンプに雨】キャンセル料がかかるか確認する

キャンセルするタイミングによっては、キャンセル料が発生します。

筆者
当日にキャンセルする場合は100%の代金を払う可能性が高いです。

そのため、できるだけ早くキャンセルしましょう。

キャンプ場によっては、悪天候の場合によるキャンセルは無料になるところもあります。

ホームページでしっかり確認しましょう。

以下のキャンプ場は悪天候のキャンセルはキャンセル料無料です。(前日までのキャンセル)

波戸岬キャンプ場の口コミレビュー【最高のロケーションです!】

 

【キャンプに雨】電話でキャンセルする場合は誠意を込める

仕方なくキャンセルする場合はキャンプ場に丁寧に連絡しましょう。

悩む人
雨が降るので本当は行きたいんですけど、キャンセルさせてください。
枠を設けていただいたのに、申し訳ございません。
素直に気持ちを伝えると、キャンプ場の方も仕方ないなと思いますよ。

筆者の経験ですが、前日にキャンセル電話をしても、キャンセル料がかからなかった経験があります。

誠意を見せれば、優しく対応してくれますよ。

 

【キャンプに雨】仕方なく当日キャンセルする場合もちゃんと電話する

当日キャンセルする場合もしっかり連絡しましょう。

当日になって想像以上の雨で行けない。なんてこともあります。

キャンプ場管理者も雨が強いことは分かっているため、ちゃんと対応してくれますよ。

キャンセル料がかかるかもしれませんが、無断キャンセルは絶対にNGです。


【キャンプ当日が雨】迷ったらキャンセルしよう

 

正直デメリットの方が多いです。

 

雨キャンプのデメリット
  • 片付けが大変
  • 風邪を引く可能性もある
  • 帰ってからも干したり作業が必要

 

迷うのであれば、キャンセルすることをおすすめします。

家の中でゆっくり過ごしたり、映画を見たり、ショッピングしたり、雨の日でも楽しめる休日の過ごし方もありますよ。

それでもキャンプに行きたい方は、キャンプ欲が強い方です。
そんな方は雨の中でもキャンプを楽しむことができるはずです。

雨の中でのキャンプは強い意思が必要と筆者は思ってます(笑)

この記事が雨のキャンプについて、参考になれば嬉しいです。

 

関連記事:【サラリーマンキャンパーが語る】キャンプに必要なものリスト